花に関するコラムです

No.302 「2025年2月12日のコラム」

「一月は行く二月は逃げる三月は去る」という、ことわざがあるように、1月から3月までは、あっという間に過ぎてしまいます。いかがお過ごしですか。逃げるように過ぎる2月のコラムです。

2月になりますと、「スギ花粉」の飛散状況が気になります。「花粉」と聞いただけでムズムズしてくる方もいるかもしれませんね。

「スギ」は、ヒノキ科スギ属の常緑高木の針葉樹で、日本固有種です。太平洋側と日本海側で生態が異なることから、太平洋側のものを「オモテスギ」、日本海側のものを「ウラスギ」と分類されるそうです。

「スギ」の名は、真っ直ぐの「直ぐ」が「スギ」に変化したと云われるほど、地面から真っ直ぐに成長する性質があります。真っ直ぐな木目は加工しやすく見た目も美しく、古くから建築用材や船材、家具用材など多くの資材として利用されてきました。また、通気性や防水性、抗菌効果にも優れており、今までも、これからも、森林資源として重要な樹木です。

「スギ花粉」の粒子は細かく、飛距離は100キロを超えるというので驚きです。近年は、元々は自然界から発見された「無花粉スギ」の開発が進み、植え替え作業が始まっています。うまく共存していきたいですね。

「スギ」の『花言葉』は、雄大・堅実・堅固。
『木言葉』は、長寿・永遠・不変・威厳。

 

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