花に関するコラムです

No.300 「2024年12月11日のコラム」

2024年12月、今年最後のコラムです。今年もご愛読いただきまして、ありがとうございました。来る年も花とともに、つつがなく健やかに過ごしたいですね。

さて、街はクリスマスの装飾で溢れていますね。今回はクリスマスツリーに使われる「モミ」の木の話をしましょう。

「モミ」はマツ科モミ属の常緑針葉樹の高木、原産地は北半球です。高さが30メートル以上になるものもあります。日本では北海道と沖縄を除く山地に、日本の特産種が広く分布しています。

クリスマスツリーに「モミ」の木を使用するようになったのは、中世のドイツとされています。「モミ」の木には小人が宿るといわれ、リンゴや金箔やお菓子などを飾ると、小人が人々にエネルギーを与えてくれるという言い伝えがあったそうです。

日本のクリスマスツリーは、ヨーロッパにあったプロイセン王国の行使、オレインブルク伯爵が1860年に杉や竹や椿などの木を使って、初めてクリスマスツリーを飾ったのが始まりといわれています。

「モミ」は5~6月、淡い黄緑色の雄花、雌花を枝先に咲かせます。
花言葉は・・・正直・誠実・永遠・高尚。

2~3年に一度、秋に10~15センチほどの長い球果が結実しますが、松ぼっくりのようにまるごと落下せず、うろこ状の種子がバラバラになって拡散します。

 

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