花に関するコラムです

No.297 「2024年9月11日のコラム」

まもなく「秋分の日」がやってきます。穏やかな「秋」を迎えたいものですね。元気にお過ごしでしたか。9月のコラムです。

今回は、晩秋まで長い間花を咲かせる「ホトトギス」の話をしましょう。

「ホトトギス」は、ユリ科ホトトギス属の多年草。原産地は日本、台湾、朝鮮半島です。日本では主に太平洋側の湿った日陰に自生しています。

「ホトトギス」というと、鳥の「ホトトギス」を思い浮かべるかもしれません。植物の「ホトトギス」は、花全体にある紫色の斑点が、鳥の「ホトトギス」腹部の模様に似ていることから命名されています。また、新葉には油をたらしたような模様あるので「油点草(ユテンソウ)」という別名もあります。

鳥の「ホトトギス」には「杜鵑」、「不如帰」、「沓手鳥」、「霍公鳥」、「子規」、「郭公」、「田長鳥」、「思帰鳥」などなど、たくさんの漢字表記があります。「杜鵑草」のように、「草」の字を加えれば、どれも植物の「ホトトギス」を表すそうです。

ちなみに、英名は「Toad lily」といい、「ヒキガエルのようなユリ」という意味です。斑点模様を「ヒキガエル」のボツボツに見立てているようです。

5月ごろ飛来する「ホトトギス」が、南方へ飛び去る頃咲き始める「ホトトギス」、花言葉は・・・永遠にあなたのもの・永遠の若さ・秘めた意志・恥ずかしがりや。

 

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