置き場所
春と秋は、よく日の当たる風通しの良い戸外で管理してください。寒さに強く-3℃以上であれば戸外で冬越し可能です。厳冬地にお住まいの方は、雪や霜には当てないよう注意してください。梅雨時期は、雨に当てないよう軒下で管理しましょう。真夏の高温期は、風通しの良い半日陰に置いてください。
水やり
土の表面が乾き始めたら、鉢底から水が流れ出るくらい
たっぷりと与えます。水やりのタイミングは午前中が最適
です。過湿を嫌うので水のやり過ぎに注意しましょう。
肥料
農園で肥料を施してから出荷をしているため、翌年まで与える必要はありません。4月に「花工場」などの市販の液体肥料を与えましょう。その後すぐに、「IBのチカラ グリーンそだちEX」などの市販の固形肥料を与えてください。夏場は生育が衰えるため、控えます。
秋に芽が伸び始めたら、再び固形肥料を与えてください。(液体肥料は年に1回、固形肥料は年2回がベストです)
花が咲き終わったら・・・
・花が終わりそうになったら、花茎を下葉の付け根からカットしましょう。
・冬場、茎は枯れたようになりますが、株は生きています。冬も忘れずに水やりしましょう。
・冬越しすると、5~6月頃に再び開花します。
・夏越しに備え、花が咲き終わったら、全体の形を整えるように丸く刈り込みます。
・株の中の枯れ葉を手で摘み取ってください。そうすることで風通しが良くなり、株元まで日が
当たります。また、元気のない細い枝は下からカットして枝を整理しましょう。
・上手に夏越しすると、10月頃から再び楽しめます。
ラベンダー・ピンクロリポップがかかりやすい病害虫
■アルタナリア 発生時期:9~10月
市販の殺菌剤を、散布してください。
■灰色カビ病 発生時期:3~12月(4~7月、10~11月に多く発生)
■ヨトウムシ 発生時期:4~6月、7~10月の2回発生
「ベニカXファインスプレー」などの市販の殺虫殺菌剤を、定期的に散布して予防して
ください。
ラベンダー・ピンクロリポップを育てるポイント
・枯らせてしまう一番多い原因は水の与え過ぎです。
土の表面から2cm程指を入れ、乾いていることを確かめてからたっぷり与えます。
・肥料を与え過ぎると花が咲かなかったり、病気にかかりやすくなりますので注意して
ください。
☆ドライハーブとしての楽しみ方☆
花が満開になる手前で花茎をカットします。茎元を縛り、室内の乾燥した場所に逆さに吊るしてください。