世界のYAMAMOTOデンドロビューム園 冬から春にかけて室内を鮮やかに彩る花-デンドロビューム。 なんと欧米でのシェアは現在約80%にも上ります。世界に先駆け てデンドロビュームの開発に取り組んでいる山本デンドロビュー ム園を今回ご紹介致します。 |
山本二郎氏 |
山本デンドロビューム園は1952年からデンドロビューム専門に研究および育種・改良を始めました。それまでのデンドロビュームは、花が小さくやや地味な印象のランでした。
それを園主山本二郎氏が「より豪華に、より大きく、さらに長い間観賞できる花保ちの良いデンドロビュームを作りたい。」 という目標の元、以後50年に渡って4,000組以上の交配を繰り返し、優良品種を世に生み出しました。 国際登録された品種も500種を超え、その品種の優秀さは、世界の市場に認められました。
海外でも多くの生産者に栽培されるようになり、現在では欧米諸国で栽培されている品種のおよそ80パーセントが、山本デンドロビューム園の品種で占められるようになったのです・・・! |
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山本二郎氏 |
天皇賞受賞の賞状 |
品種改良とひと言でいっても、目標を掲げ、交配した種が初めて開花するのは5年後になります。
一度の交配で満足のゆく結果が得られることはほとんどありません。 何世代にも渡って交配を繰り返した結果、ようやくひとつの品種を世に送り出すことができるのです。 その間10年、20年の歳月がかかることもざらだそう(!)。
誕生した品種は、単純に数多くの交配を行った偶然の結果ではなく、 全て緻密に計算された育種改良の繰り返しによるものなのです。 |
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交配中の園主 山本二郎氏 |
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<山本デンドロビュームの特徴> ★角度を大きく開かせることで、花を大きく見せる ★花と花の間を短くし、密集して咲かせる ★色を多彩にして華やかに ★花弁にウェーブを入れて豪華さを表現 ★花弁に厚みをもたせることで、花保ちを良くする |
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園主山本二郎氏は、1952年に山本デンドロビューム園を設立しました。その当時は戦後でまだ食料難の時代。ランというと貴族の趣味という時代で、一般の人にとっては自家用車並みの贅沢品とされていました。
そんな中、偶然目にした海外雑誌のランの写真に、山本二郎氏は目を奪われました。「洋ランの素晴らしさ、美しさを多くの人々に伝えたい。もっと一般家庭でも楽しめる花にしたい」そんな思いが設立へと動かしました。しかし、設立当時素人同然の園主が手探り状態で始めることは並大抵のことではありませんでした。
周囲の反対も相当なものだったそう。国内の品評会に出品するも、一般からの出品ということで審査では目を向けてもらえない時代が続きます。しかし、決してあきらめることはありませんでした。
思いたってイギリスで行われた英国園芸王立協会に出品。そこでなんと日本人としては初となる入賞を果たしました。日本国内でもいっきに脚光を浴び、育種が軌道に乗り始めます。現在、一般のお客様がデンドロビュームを贈り物として気軽に贈れるのは、山本デンドロビューム園の貢献なくしてはなかったでしょう。 |
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毎年1回東京ドームで開催される「世界ラン展」。
色艶やかなデンドロビュームがタワーのように立ち並び、かつ自然と調和していて、とても幻想的!
生産者に創作意図について尋ねてみました。 「展示ブースの場所の関係から4方向から観賞できるよう心掛けました。各面には奥行き、立体感を持たせようと努めました。デンドロビュームと言う単一のランだけを用いての展示ですのでなるべく、多彩な色彩、花型のデンドロビュームを配置することで変化を感じさせることが出来たのではと思います。観客の方にもデンドロビュームの豊富なバラエティを知っていただけたのではと思います。」 |
日本の岡山で生まれたデンドロビュームが、今や世界中の部屋を 飾るようになりました。50年以上にわたる研究開発により作出 された最高品質のデンドロビュームを皆様にお届けします。 |
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