花のギフト・プレゼントの通販トップ > 農園紹介 > マスデバリア(ラン)生産者 さくらオーキッド / 岩間正剛氏
農園紹介TOP

山梨県のマスバデリア(ラン)生産者

さくらオーキッド / 岩間正剛氏
~顔が見える生産~

マスデバリアというランをご存知ですか?もともと趣味家の間では人気の高かったランですが、2000年の世界ラン展で最優秀賞に選ばれたことでその知名度が高まりました。 南米アンデス地方の山間部原産で、スプーンのような花姿と色彩の豊かさは見る者を虜にします。一度見たら忘れられないラン…それがマスデバリアです。 今回は国内シェア9割以上を誇るマスデバリア生産のパイオニア「さくらオーキッド」の岩間正剛氏を訪ねました
生産者ご紹介

高原生まれのラン

さくらオーキッドがあるのは日本有数の避暑地として知られる山梨県の小淵沢。 標高900mの八ヶ岳山麓に位置し、真夏でも爽やかな気候です。この高地性の気候がアンデス生まれのマスデバリア生産には適しているのだそうです。

苗作りから自分で!

岩間さんがマスデバリアの本格生産を始めたのは15年ほど前。 「マスデバリアという魅力的なランがあるということを世間に知ってもらいたかった。」 という思いから始まった生産でしたが、まだ苗が3号ポット1つで1万円(!)もしていた時代。

「沢山生産するためには苗1つあたりのコストを下げる必要がありました。それならば自分で交配して育種するしかないと思い、 自分で苗を作るようになったのです。」と岩間さん。

それまでの生産者経験で培ってきた栽培技術を駆使して始まったマスデバリア育種。幾度も交配を重ね、 長い年月をかけて作り上げた様々な品種は世界中どこを探しても岩間さんしか持っていないものが数多くあります。 原種の特長を活かしつつ、交配させることでさらに美しく丈夫な品種を作ること…これこそがマスデバリア生産の醍醐味なのだとか。

ハウス内風景。15年かけて少しずつ株分けされた貴重な苗床。
これだけの量のマスデバリアを生産しているのは世界的にも珍しく、国内のみならず海外からも年に数回、視察があるそうです。

秋冬を彩る豊かなカラーバリエーション

マスデバリアの魅力はなんと言ってもその豊富なカラーバリエーション。 赤・ピンク・オレンジ・黄色・白・紫などなど、本当に色鮮やか! 秋から冬にかけて美しく咲く花というのは数少なく、中でもこれほどのカラーバリエーションを揃えているものはそうありません。 1鉢に1本ならば可憐な印象を与え、大きな鉢に寄せ植えるとにぎやかで華やかな印象です。 植え方によってイメージがガラリと変わるのも、マスデバリアの特長の一つといえるでしょう。 秋~冬が最盛期ですが、花は5月下旬頃まで楽しむことが出来ます。

もっと知ってほしい!

2000年の世界ラン展で最優秀賞を受賞し脚光を浴びたマスデバリアですが、 まだまだ一般の認知度はさほど高くないというのが現状。もともと趣味家の間での人気は非常に高いものではありましたが、 大量生産が難しいとされており国内でも本格的に生産しているのは岩間さんだけという、 本当に希少なランなので世間に出回るチャンスがあまりないのです。 それならばもっと知名度のあるランを生産すればいいのでは…と思ってしまいがちですが、 岩間さんは「自分が楽しいと思えるオリジナリティ溢れる仕事をして、お客様が喜んでくれるのが嬉しいから。 それに自分が好きで楽しんでやれていなかったら、品質を向上させることも難しくなるだろうし、 それではお客様を裏切ってしまうことになる。だから今日もマスデバリアを作り続けているんですよ。 まずはこういうランもあるんだということをもっともっと皆さんに知ってもらいたいですね。」と語ってくれました。

秋冬を鮮やかに彩るインテリアとして、また、少し変わったランが欲しいという方におすすめです。 ミニサイズから寄せ植えタイプまで様々に取り揃えていますので、お好みやご用途に合わせてお選びください。

ミニタイプ

寄せ植えタイプ

他の生産者をみる