花に関するコラムです

No.232 「2019年4月16日のコラム」

4月のコラムです。新年度を迎え生活環境が変わられた方、いつもと変わらない方、いずれも元気にお過ごしでしたか。

良い季節にはなりましたが、極端な気温の変化で体調不良になりがちですね。体調管理には旬の食材が有効!そこで今回は、春の野草「セリ(芹)」の話をしましょう。

「セリ」は、セリ科セリ属の多年草。日本中の山野、特に沢などの湿地に自生しています。「春の七草」のひとつですが、「七草がゆ」を食べる頃は、まだ小さくて探すのが大変。旬の今頃なら立派なものが見つかるはずです。

名前の由来は「競り合う(せりあう)」ように、密集して群生しているので「セリ」だそうです。別名「水芹(ミズゼリ)」、「田芹(タゼリ)」、「白根草(シロネグサ)」など。

「セリ」の香り成分には、体温を上げる効果があり冷え対策に有効。栄養成分には、冬に不足がちなビタミンやミネラルが豊富で、免疫力を高めたり食欲増進、アンチエイジング効果も期待できるとか。

ところで、「セリ」の花を見たことはありますか。純白のレースのような素敵な花が7~8月頃咲きます。また、園芸種には斑入りの種があり、グランドカバーや寄せ植えに人気があります。

花言葉は、清廉で高潔・貧しくても高潔・清廉潔白。

「ノビル」や「ヨモギ」、「イタドリ」なども春の身近な野草です。良い季節、山野に出かけ、元気みなぎる野草を探してみてはいかがでしょう。

 

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