花に関するコラムです

No.220 「2018年4月10日のコラム」

今年の春の足音はスタートダッシュが早かったですね!開花を待ちわびる間もなく、あっと言う間に満開になった桜、楽しみましたか?これからの地域の方も楽しんでくださいね。

「桜」が散っても、色々な花木が花盛りの季節です。そこで今回は、赤く大きな花を、空に向けて咲かせる「ベニバナトチノキ」の話をしましょう。

「ベニバナトチノキ(紅花栃の木)」は、トチノキ科トチノキ属の落葉高木。ヨーロッパ原産の「マロニエ」とも呼ばれる「セイヨウトチノキ(西洋栃の木)」と、北アメリカ原産の「アメリカベニバナトチノキ(アメリカ紅花栃の木)」を交配した園芸種です。

日本には大正末期に渡来したそうです。病害虫に強く丈夫で樹齢が長いため、近年は街路樹や公園樹としてよく見かけます。花が咲き始めるといつもの街並みが、異国情緒ただよう素敵な街並みに変身しますね。

その花は大きく、15~25cmもあるので目をひきます。運転中には思わず、よそ見してしまいそうなほどインパクトがありますから、気をつけてくださいね!花色は濃い赤や明るい赤、濃いピンクのものなど数種の品種があります。

ところで日本固有種の「トチノキ」の実は、「栃餅」や「栃の実せんべい」などにして食しますが、「セイヨウトチノキ」には毒性のものがあるようなので要注意です。また「アカバナトチノキ」には、実をつけない品種もあるそうです。

間もなく4月下旬から6月頃に開花する「アカバナトチノキ」、その花言葉は・・・博愛・贅沢・天分・天才。

近隣のお宅や公園にあるかもしれませんね?よい季節の折、ぜひ散歩がてら探してみてくださいね。

 

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