花に関するコラムです

No.218 「2018年2月14日のコラム」

2月半ばとなりました。寒いながらも春の足音が、だいぶ大きくなってきましたね。元気にお過ごしでしたか。

春といえば、「ひな祭り」の話題が欠かせません。そこで今回は、「ハハコグサ(母子草)」の話をしましょう。

「ハハコグサ」は、キク科ハハコグサ属の越年草。原産地は、日本、朝鮮半島、中国、東南アジア。日本では全国の田畑や道端などに自生しています。「春の七草」では「ゴギョウ(御形)」の名で知られ、若い茎や葉を食用にします。

なぜ「ひな祭り」の話題に「ハハコグサ」?というと、「ひな祭り」に供える「ひし餅」、緑色の餅には「ヨモギ(蓬)」を使って色を着けていたのは平安の頃からだそうです。それまでは「ハハコグサ」を使っていましたが、「母子」を杵と臼でついてしまうのは縁起が悪いとのことから、「ヨモギ」に取って代わったそうです。

とはいえ、「ハハコグサ」という名の由来は「母子」とは関係なく、茎や葉に白い毛が生えている様を「ほおけ立つ」ということから「ホウコグサ」という名がつき、「ハハコグサ」に変化したとの説です。

4月~6月頃、黄色い粒状の花をかたまって咲かせます。花言葉は、いつも思う・優しい人・無償の愛など。

 

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