花に関するコラムです

No.213 「2017年9月12日のコラム」

9月のコラムです。元気にお過ごしでしたか?今年は、西日本と東日本とで、異なる季節が来たような夏でしたね。秋はどうなることやら。

さて、9月といえば「中秋の名月」の話を度々してきました。が、今年の「中秋の名月」は10月4日なので、ちょっと待ち遠しいですよ。

新月から満月になるまで約15日ほどかかることから、旧暦15日の月を「十五夜」といいます。「十五夜」の中でも旧暦8月15日の月は、「中秋の名月」として特別に愛でられています。

ところで、「十五夜」ばかりがもてはやされるのは仕方ないですが、15日目以降、少しずつ出る時間帯が遅くなっていく月にも名前があります。

16日目は、出るのをいざよう(ためらっている)ような月なので「十六夜(いざよい)」。17日目は、出るまで立って待つので「立待月(たちまちづき)」。18日目は、待ちくたびれて座って待つので「居待月(いまちづき)」。19日目は、床に入って待つので「寝待月(ねまちづき)」。20日目は夜も更けた頃に出るので「更待月(ふけまちづき)」。そして、26日目は、有明(夜明け)の空に昇るので「有明月(ありあけづき)」です。

おだやかな秋を迎え、それぞれ美しい月を愛でたいものですね。

 

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