花に関するコラムです

No.219 「2018年3月13日のコラム」

3月のコラムです。来週は「春の彼岸」がやって来ます。南の方からは「桜」の開花のたよりが聞こえてきますね。お元気にお過ごしでしたか。

そこで今回は、「桜」にまつわる「花言葉」の話をしましょう。

いくつもある「桜」の「花言葉」の中で、よく知られているものに「精神の美」というものがあります。これは、アメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンが子どもの頃、父親が大切にしていた「桜」の木を誤って切ってしまい、それを正直に告白したという「ワシントンの斧」という逸話に由来しています。

ところが、ジョージが子どもの頃にはアメリカに「桜」はなかったそうで、「嘘をついてはいけない」という教訓のための作り話であるともいわれています。

さて、このように度々ご紹介している「花言葉」ですが、その起原は17世紀のトルコにあるそうです。恋人への思いを文字ではなく花に託して贈る風習があったそうです。その後イギリスに伝わり、「花言葉」が1冊の本となりヨーロッパやアジア、アフリカまで伝わったとの説です。

日本に「花言葉」を楽しむ習慣が輸入されたのは、明治初期だそうです。その後、日本独自の「花言葉」も作られるようになりました。新品種の花を開発したら、「花言葉」を考える楽しみもありますね。

 

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