花に関するコラムです

No.214 「2017年10月17日のコラム」

10月のコラムです。景色も装いも彩りが深まり、次の季節に移ろいつつあるこの頃ですね。お元気にお過ごしでしたか?

気温が下がってきたところで、少し早いですが「クリスマスローズ」の話をしましょう。

「クリスマスローズ」は、キンポウゲ科クリスマスローズ属の多年草。原産地はヨーロッパ中部から南部です。クリスマスの頃咲くので付けられた名前ですが、雪の中から花を咲かせるほど耐寒性があるため、「初雪起こし」や「寒芍薬(カンシャクヤク)」という和名があります。

「クリスマスローズ」の花言葉には、「慰め」や「私の不安を取り除いてください」というものがあります。これは、古代ヨーロッパで「クリスマスローズ」の香りは病人から悪臭を除くとか、ギリシアでは狂気を正気に戻す、といわれていたことに由来しているそうです。

ところで、近年「クリスマスローズ」が合格祈願の贈りものに利用されているってご存知でしたか?「クリスマスローズ」の花弁に見える部分は「萼(がく)片」なので、散って落ちてしまうことがありません。「萼が落ちない」から「学が落ちない」ということで、合格祈願になるのだそうです。

「合格」の花言葉が追加される日も近いかもしれませんね?

「クリスマスローズ」の花言葉は・・・追憶・私を忘れないで・私の不安を取り除いてください・慰め・スキャンダル。

 

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