日本では最もポピュラーなリスボン品種のレモンです。実だけでなく、花や葉にも香りがあります。11月頃、実が色付き収穫できるので、自家栽培の国産レモンをお楽しみください。
置き場所
春から秋は日光がよく当たる、風通しの良い戸外で管理してください。比較的寒さに強い品種なので、暖地であれば戸外で冬越し可能です。ただし、最低気温が-2℃以下になる場合は、室内に取り込みましょう。室内では、暖房の効いていない、日当たりの良い場所で管理してください。
水やり
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出る位たっぷりと与えてください。
肥料
9~10月、4~5月に果樹用の市販の固形肥料を与えましょう。特に開花期である4~5月には必ず肥料を施してください。
花が咲き終わったら・・・
<収穫>
・11月頃が収穫期です。レモン色になってから収穫しましょう。
・四季咲き性なので春~秋まで開花しますが、4~5月が開花のピークのため、その時期が最も
結実しやすいです。
・花は自然受粉します。
・実が付きすぎるといくつか自然落下します。
・花後約6ヶ月で程よく熟して収穫期になります。
剪定/整枝
夏過ぎに、実の付いていない太い枝を3分の2程度の長さを残して、枝の先端をカットしましょう。細い枝は翌年開花する枝なので残してください。
植え替え
4月下旬~6月頃に、ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。霜や雪の心配のない地域であれば地植えも可能です。
レモン・リスボンがかかりやすい病害虫
■ハダニ 発生時期:3~10月
■アゲハチョウの幼虫 発生時期:5~10月
市販の殺虫殺菌剤を定期的に散布して予防しましょう。また、アゲハチョウの幼虫は大きくなると殺虫剤が効きにくくなるため、見つけ次第補殺してください。