苔玉しのぶの育て方

置き場所

日光のよく当たる、戸外で管理してください。
真夏は、風通しの良い半日陰(午前中は日が当たり
午後から日陰になるような場所)に置きましょう。
冬は霜にあてないよう注意してください。

※室内で観賞する場合の目安
春～秋は2～3日、冬は1週間です。
乾燥しないよう、冷暖房の風が直接当たらないように
しましょう。基本的には戸外での管理となります。

水やり

乾燥に弱い植物です。苔の表面が乾いたら、灌水します。
ただし、受け皿に溜まった水は放置せず、捨ててください。
春～秋、特に夏場は乾きやすいので、1日1～2回は与えましょう。
冬は2～3日に1回程度となります。

肥料

年に3回(5・6・9月)、市販の液体肥料を全体に散布する、もしくは固形肥料を与えてください。固形肥料の場合は、苔玉の底に押し込んでください。

剪定/整枝

春～秋は、シダの新芽が伸びてきますので、随時剪定してください。
どの箇所で剪定しても構いません。形の良いと思われる場所で、自由に切ってください。
冬は落葉しますが、春になるとまた新しい葉がでてきます。(寒さには強い植物です)

苔玉しのぶがかかりやすい病害虫

■アブラムシ　発生時期:3～10月(4～6月、9～10月に多く発生)
「ベニカXファインスプレー」などの市販の殺虫殺菌剤を、定期的に散布して予防してください。

苔玉しのぶを育てるポイント

苔玉は、11～12月頃になると苔の部分が茶色く変色してきます。春になりましたら
新しく苔を貼り直しすることで、緑色のきれいな苔玉をお楽しみいただけます。
そのままの自然な色で観賞しても問題ありません。