属種
■バラ科 バラ属
■多年草
置き場所
1年を通してよく日の当たる、風通しの良い戸外で管理してください。風通しの良い場所で管理することで、病気の予防になります。寒さに強いので、戸外で冬越し可能です。
水やり
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出る位たっぷり灌水します。夏は朝・夕の2回与え、
乾燥に注意しましょう。
肥料
お届け後すぐに付属の固形肥料を3錠与えます。その後1ヶ月に1回追肥してください。
また、新芽や蕾が出る時期は、2週間に1回「花工場」などの市販の液体肥料を与えると良いでしょう。 冬の間は必要ありません。
花が咲き終わったら・・・
・花が終わった枝は、その都度5枚葉の上でカットしてください。
・基本的には春に開花する一季咲きの性質ですが、まれに秋に花を咲かせることがあります。
・今年伸びた枝に翌年花を付けるので、つるは切らずに管理しましょう。伸びたつるは、支柱を
立て誘引します。フェンスのあるご家庭は、地植えにして巻き付けても素敵です。
・冬は戸外で寒さに当て、株を休眠させることが重要です。寒さに当たると落葉しますが、
株は生きているので、水やりは定期的に行いましょう。(目安:4日~1週間に1度)
・3月になって新芽が動き出す前に、ひと回り大きな鉢に植え替てください。
・上手に管理すると、5月中旬~下旬に再び開花します。
剪定/整枝
1年目の冬は、混み合った枝を整理する程度で、特別な剪定は必要ありません。2年目の冬(1~2月)、本格的な剪定を行います。太い新しい枝(シュート)は、翌年花を咲かせる枝なので、カットしないよう注意しましょう。シュートは艶のある緑色をしています。シュート以外の枝には翌年花を付けないので、剪定します。剪定は、出ているシュートの位置に合わせて行いましょう。例えば株元からシュートが出ている場合は、古い枝は短く切り詰めてOKです。枝の途中からシュートが出ている場合は、古い枝をシュートの手前でカットします。
クィーン・オブ・ローズ(つるバラ・一季咲き)がかかりやすい病害虫
■アブラムシ 発生時期:3~10月(4~6月、9~10月に多く発生)
■ハダニ 発生時期:3~10月
■うどん粉病 発生時期:4~11月(5~7月、9~11月に多く発生)
■黒点病 発生時期:4~12月
発生時期を予測して早めに予防しておきましょう。「ベニカXファインスプレー」などの市販の殺虫殺菌剤を、定期的に散布してください。植物自体を丈夫にする効果もある、木酢液もおすすめです。また、真夏は葉水をすることでハダニの予防にもなります。
クィーン・オブ・ローズ(つるバラ・一季咲き)を育てるポイント
バラは日光・水・肥料を大変好みます。特に日光が不足すると、つぼみが開かずに落下する原因となるので、日照量には十分に注意しましょう。