属種
■アジサイ科 アジサイ属
■耐寒性低木
■多年草
置き場所
開花中は室内のレースのカーテン越しで管理してください。直射日光の下では花が早く色あせます。花後は戸外の半日陰(午前中日が当たり、午後から日陰になるような場所)で育てましょう。夏は西日が当たらないよう注意します。
秋になったら日当たりの良い場所で管理しましょう。冬は霜や低温に当たると花芽が傷むので、軒下や玄関に移動させてください。
水やり
土の表面が少し乾いたら、株元に灌水してください。鉢底から水が流れ出る位たっぷり与えましょう。水切れには十分に注意してください。
※鉢の中で容器が2つに分かれています。両方の株に行き渡るように水やりしましょう。
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肥料
農園で肥料を施してから出荷しているので開花中は必要ありません。植え替え時期の10月と、翌年の3月に市販の液体肥料をそれぞれ与えてください。アジサイ専用の液体肥料(ブルー用とレッド用があります)をそれぞれ与えると、本来の花色を楽しめます。
花が咲き終わったら・・・
「秋色アジサイとして楽しむ場合」
・上手に管理すると段々と花色が変化し、6~7月には秋色アジサイ(グリーン系の花色に変化する
こと)としてお楽しみいただけます。
・8月上旬までに花の付け根から2節下の所で切り戻しを行います。
「翌年たくさん花を咲かせる場合」
①6月頃、上記と同様の場所で切り戻しを行います。
②新芽が吹いてくるため、さらに7月上旬と、8月上旬頃に新芽を1節目の上で切り戻しましょ
う。
【注意】
初秋までに新しい枝を十分生長させましょう。アジサイのつぼみは秋にできます。綺麗に花が残っている場合も、8月上旬までに剪定を済ませないと翌年花が咲かなくなるので注意してください。
植え替え
10月上旬にひと回り大きな鉢に植え替えましょう。パープルとレッド、それぞれ別の鉢に植えてください。アジサイは土中の成分(酸性とアルカリ性)で花色が変化します。レッドは市販の培養土で問題ありませんが、パープルはブルーベリー用の土を使うと、翌年も綺麗な紫色を楽しめます。地植えにする場合は、翌年の3月頃植えましょう。
紫陽花「アジアンビューティー」がかかりやすい病害虫
■ハダニ(発生時期3~10月)
「ベニカXファインスプレー」などの市販の殺虫殺菌剤を、定期的に散布して予防してください。
紫陽花「アジアンビューティー」を育てるポイント
アジサイは水を好む植物です。春~夏の間は水をよく吸い、土も乾きやすくなります。水を完全に切らすと元に戻らないので、水切れには十分注意してください。