属種
■ウリ科 ツルレイシ属
■一年草
置き場所
日光のよく当たる風通しの良い戸外で管理してください。
水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと灌水してください。茎や葉に水がかからないように注意してください。夏場は、朝・夕の2回与え、水を切らさないようにしましょう。
肥料
お届け後すぐに付属の固形肥料を2袋与えます。その後1ヶ月に1度追肥してください。追加の肥料は花用のもので構いませんが、たくさん収穫したい場合は固形油粕などの有機質肥料がお勧めです。また、週に1度1000倍程度に薄めた液体肥料を与えると良いでしょう。
植え替え
【セット内容】
ゴーヤの苗×5・プランター・グリーンカーテンセット(支柱7本・ネット・クロスジョイント8個・インシュロック10本・リピートタイ4本)・ビニタイ20本・固形肥料2袋
【栽培手順】
1)ゴーヤの苗を植え付けます。プランターに4cm程の深さの穴を等間隔に5つ掘ります。
根を崩さないよう注意しながらゴーヤの苗を5つ横並びにポットの土が5mm程飛び出る
くらいに浅く植え付けましょう。植え付けた苗がぐらぐら動かないよう、軽く抑えつけます。
その後、茎や葉にかからないように水をたっぷり与えましょう。
2)植え付けが終わったら、グリーンカーテンセットを組み立てます。
組み立てたら支柱をプランターの土の中に挿すかベランダの手すりなどにひもで縛り付け
ましょう。強風の際、風で飛ばされることがありますので注意してください。
3)つるが支柱の半分位の高さまで生長したら、支柱の1/3程度の高さでカットしてください。
切り戻しをしないと結実しないことがあります。また、カットすることで花付き・実付が
よくなります。しばらくすると、それぞれの葉の脇から数本のつるが伸びてきます。
つるが伸びてきたら付属のビニタイでネットと固定させましょう。
4)順調に生長すると、7月中旬頃家庭の窓枠を覆うほどの高さになります。
支柱の最上部まで伸びたつるは切り戻さずに、下に向かって巻き戻します。
5)自然交配で実がなりますが、蜜蜂が飛んでこない高層マンションの方や、開花期に雨が多い
場合は、筆などを使って人工交配させます。
午前中に花の中央部をくすぐる感じで雄花から雌花へ受粉させましょう。
花の中心が黄色いものが雄花、黄緑色のものが雌花です。
6)受粉が成功すると約1ヶ月後に収穫できます。実が20~30cmに育ち濃い緑色になったら
早めに収穫しましょう。(果皮にツヤが出る直前が収穫適期です)
実をそのまま付けておくと黄色くなりますが、熟れ過ぎた実は料理には不向きです。
一度にたくさん実がついた場合は、果実が小さくなります。
(収穫期間の目安:8月中旬~9月下旬(関東以西))
ゴーヤのカーテンセットがかかりやすい病害虫
■つる割病・・・※植え付け時
■うどんこ病・・・梅雨時期などに発生し、葉が白く粉をふいたようになります。
風通しを良くし、殺菌剤をまいて被害の拡大を抑えてください。
■アブラムシ・・・5月~9月によく発生する害虫です。
植物の汁を吸い栄養を取ってしまう為、生育が悪くなります・。
「ベニカXスプレー」等の市販の殺虫剤をまいて駆除しましょう。
■ダニ
■スリップス
発生時期を予測して定期的に予防しましょう。
ゴーヤのカーテンセットを育てるポイント
・上手に管理すると10月頃まで緑のカーテンを楽しめます。
・肥料と水を切らさないことが重要です。
・本葉が7~8枚頃になった時に親づるの摘心をします。
ゴーヤの親づるは雌花を沢山つけないため、あまり実がなりません。
芯を摘むと本葉のわきから新しいつる(子づる)が伸びてきますので、
元気そうな子づるを3~5本育てていきます。
ゴーヤのカーテンセットの育て方Q&A
Q: 花がポロポロ落ちてしまいます。
A: ポロポロと落ちてしまう花は雄花で、雄花はすぐに落ちてしまいます。
ゴーヤの花はほとんど雄花です。(比率として雄花10~20に対して雌花は1くらいです)
特に咲き始めの頃は雄花ばかりですが、どんどん育って花が沢山咲くようになれば雌花も
つくようになります。雌花には下部に「ゴーヤになる部分」があります。
雌花は貴重ですので雄花を切り取って人工授粉してください。