属種
■キク科 ダリア科
■半耐寒性球根植物
■多年草
置き場所
春と秋は戸外のよく日の当たる場所で管理してください。
夏は風通しの良い場所に置きましょう。生育期の日照不足は生長過多、花つきが悪くなるなどの原因になります。高温多湿に弱いので真夏には花数が減りますが、その時期に切り戻しをすれば秋まで花が楽しめます。
水やり
土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るくらいたっぷりと灌水してください。 夏場の高温多湿期の蒸れによる根腐れに注意が必要です。
肥料
お届け後すぐに付属の固形肥料を与えます。
その後月に1度追肥してください。冬の間は必要ありません。
花が咲き終わったら・・・
咲き終わった花は早めにカットしてください。脇芽から次の花芽が生長します。
植え替え
・霜の当たらない地域であれば戸外で冬越し可能です。地上部は枯れますが、根は生きている
ので1週間〜10日に1度程度は水やりしてください。春、植えている3つの株を別々の鉢に植え
替えましょう。
・霜や降雪のある地域にお住まいの方は、11月に地上部が枯れたら球根を掘り起こし無加温で
凍らない場所で保管してください。その際乾燥しすぎないよう土で覆いダンボール等で保管
します。3月末から4月中旬頃、同じ鉢に植えるか、花壇や庭に植え付けましょう。
黒蝶ダリアがかかりやすい病害虫
■アブラムシ・・・5月〜9月によく発生する害虫です。
植物の汁を吸い栄養を取ってしまう為、生育が悪くなります。
「ベニカXスプレー」等の市販の殺虫剤をまいて駆除しましょう。
■うどんこ病・・・梅雨時期などに発生し、葉が白く粉をふいたようになります。
風通しを良くし、殺菌剤をまいて被害の拡大を抑えてください。
黒蝶ダリアを育てるポイント
大きく成長する為、倒れないように支柱をしましょう。生育が旺盛で肥料を多く必要とします。
開花期間中は1ヶ月に1度、固形の肥料を与えます。
また週に1度、液体肥料を1000倍に薄めたものを与えるとさらに良く生育します。
生育の衰える真夏は液肥を控えます。
黒蝶ダリアの育て方Q&A
Q: 冬に枯れたので球根を掘り起こしました。
春に植えようと思いますがどう植えたらいいでしょう?
A: 春頃、球根の先端から小さい芽が出ていると思います。
その芽を上にしてやや斜めに植え付けましょう。
球根を株分けする場合は必ず芽を付けて消毒した刃物で切り分けます。