ボリューム満点のしだれ咲き“インパチェンス”しだれるように花を咲かせる姿が、南国の空に輝く流れ星をイメージさせる事から「サザンスター(南の星)」と名づけられました。
■開花期間:5月〜10月
属種
■ツリフネソウ科 ツリフネソウ属
■一年草
置き場所
戸外の明るい風通しの良い場所で、管理してください。耐陰性に優れているので半日陰の場所でも十分に生長します。特に夏場は、午前中2〜3時間日が当たるような場所が、望ましいです。
水やり
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出る位たっぷりと灌水してください。ただし、乾ききっていないうちの水やりは根ぐされの原因になりますので注意しましょう。
肥料
お届け後すぐに付属の固形肥料を与えます。その後月に1度追肥してください。
週に1度液体肥料を与えると、さらに花付きが良くなります。
花が咲き終わったら・・・
・咲き終わった花がらはこまめに摘み取りましょう。
残った花がらが病気の原因となる場合があります。
・株が大きくなって形が乱れたり、花が少なくなってきたときは、
形を整える程度に刈り込みしましょう。上手に管理すると、晩秋まで楽しめます。
植え替え
1年草扱いになる為、植え替えは必要ありません。
ただし、育成中に鉢の中で根がまわった場合は、根と根のまわりの土を崩さないように
一回り大きい鉢に植え替えます。
サザンスター(インパチェンス)がかかりやすい病害虫
■アブラムシ・・・5月〜9月によく発生する害虫です。
植物の汁を吸い栄養を取ってしまう為、生育が悪くなります。
「ベニカXスプレー」等の市販の殺虫剤をまいて駆除します。
■ハダニ・・・6月~9月 株が弱ってきた時にでやすくなります。
葉の裏等にクモ状のものが付着し、葉がかすれたように白くなります。
市販の殺ダニ剤をまいて駆除しましょう。
こまめに葉の表裏に霧吹きで水をかけると発生を抑えることができます。
サザンスター(インパチェンス)を育てるポイント
夏場直射日光に長時間当たると暑さで葉が反り返ることがあります。
水切れと間違えて土の表面が濡れているのに水を与えると、根腐れの原因となります。
水やりは、土の表面が乾いているか確認してから行いましょう。
上記症状が発生した場合は、半日陰の涼しい場所に移動させてください。
サザンスター(インパチェンス)の育て方Q&A
Q: 蕾がたくさん付いていたのに、ぽろぽろと落ちてしまいます。
A: 日照不足や水切れが考えられます。株が弱ると付いた蕾を落とし体力を保とうとします。
環境に落ち着くと再び蕾がつくでしょう。
Q: 葉が黄色く変色してきたのですが、栄養不足でしょうか?
A: 生育旺盛で肥料もたくさん必要としますが、水は与え過ぎていないでしょうか?
根腐れを起こすと、葉が黄色く変色し落葉してしまいます。土の表面が乾いている事を
確認してから与えると良いでしょう。