属種
■ヒガンバナ科 アマリリス属
■球根植物
■多年草
置き場所
日光を好みます。
よく日の当たる室内で管理してください。春〜秋は日当たりの良い屋外やベランダで育てます。高温に弱いので夏場は風通しの良い半日陰で管理します。寒さには弱く10℃を切ると生長が止まります。冬は室内に取り込み良く日の当たる明るい場所で管理しましょう。
水やり
土の表面が乾いたら株元に与えてください。
根腐れの原因となるので、受け皿を使用する場合は、溜まった水は必ず捨てましょう。秋以降は徐々に水やりの回数を減らしていき、寒さで葉が黄色くなってきたら水やりを止め最低気温5℃以上の凍らない場所で越冬させます。4月になったら、水やりを再開しましょう。
肥料
球根には開花に必要な栄養をたっぷり蓄えていますが、開花期間中は週に1度液体肥料を与えると良いでしょう。4〜5月、7月〜9月には緩効性肥料を与えてください。肥料がなくても育ちますが、球根が小さくなり花が咲かなくなる場合があります。葉が枯れ始めたら肥料は不要です。
花が咲き終わったら・・・
花が咲き終わったら花茎を根元から切り取ります。
葉から養分を球根に蓄えているので、葉を一緒に切らないよう注意しましょう。
葉茎の残った鉢は戸外の日当たりの良い場所で育て、葉を十分に生長させます。
植え替え
球根の植え付けは4月頃に行います。鉢植えにする場合は球根の高さの3分の1くらいが地上に出るように浅植えにします。鉢植えのアマリリスは小さめの鉢に植えられている事が多く、花が終わった後は植え替えを行います。球根を取り出し、根を傷めないように土をすべて落とし、一回り大きな鉢に植え付けます。
アマリリスがかかりやすい病害虫
■赤斑病・・・葉や球根の表面に、赤い斑点ができます。
アマリリスを育てるポイント
多くのアマリリスは冬に開花するように促成栽培しています。その為、翌年以降の開花時期は
5月〜6月頃になります。
アマリリスの育て方Q&A
Q: アマリリスの球根がジュクジュクしてきたのですが・・・
A: 水の与え過ぎではないでしょうか? 球根のシワに水が溜まると腐りやすくなります。
球根に直接水をかけないように注意し、周りから与えましょう。
Q: 花が終わったあと、地植えはできますか?
A: 関東以西の暖地では地植えも可能です。ただし、急に寒さに当てると枯れる事がある為、
ゆっくり寒さに慣らし、地植えすると良いでしょう。