花手毬は、サントリーが開発したバーベナの新品種です。小さな花が寄り集まって、毬のように咲くことから“花手毬”とネーミングされました。色鮮やかな花色がお庭や玄関先のポイントとなります。
■開花期間:4月〜10月
属種
■クマツヅラ科 バーベナ属
■多年草
置き場所
日当たりの良い戸外に置いてください。半日以上直射日光の当たる、日当たりの良い戸外で管理してください。室内や日陰で管理すると花付きや生長が悪くなります。冬場は霜で葉が枯れることがありますのでベランダ・軒下などへ移動するようにします。
水やり
土の表面が乾いたら、根元にたっぷりと与えてください。
水は上からかけずに株元に与えるようにしましょう。
肥料
お届け後すぐに付属の固形肥料を3錠与えてください。その後1ヶ月に1度肥料を与えて頂くとより多くの花芽を咲かせます。花手毬の管理は肥料を切らさないことが重要です。(5月〜10月)
花が咲き終わったら・・・
・咲き終わった花房はこまめに取り除いてください。
・花房をそのままの状態にしておくと病気の原因となりますので、注意しましょう。
剪定/整枝
枝が伸びて株元に花が少なくなってきたら、株元から葉を数枚残して、15cm位の高さまで切り戻しを行ってください。花を残しておきたい場合は、半分程度の枝を選んで切り戻します。
※株元の葉が残っている内に行うことが重要です。
植え替え
鉢の中で根がいっぱいになったら、ひと回り大きな鉢に植え替えてください。適期は3月〜4月、もしくは10月です。4月〜5月、挿し芽で増やすこともできます。
花手毬がかかりやすい病害虫
■うどんこ病・・・梅雨時期に発生し、葉が白く粉をふいたようになります。
風通しをよくし、殺菌剤を散布し被害の拡大を抑えてください。
花手毬を育てるポイント
<冬越し>
冬場は霜で葉が枯れることがありますので霜の当たらないベランダや軒下へ移動させましょう
春になり、新芽が出てきたらひとまわり大きな鉢に植え替えます。
花手毬の育て方Q&A
Q: 下葉が黄色くなってきた。
A: 肥料不足か水不足、どちらかが原因と考えられます。
花手毬はよく伸びた枝の先に花を付けます。
充分に枝を伸ばすために、肥料を大変必要とします。
月に1度の固形肥料プラス液体肥料を与えましょう。
また、水が不足した場合も下葉が黄色くなりますので、鉢土を乾かさないよう
気を付けてください。
Q: 花があまり付かない・下葉が赤くなってきた。
A: 肥料不足か根腐れが原因と考えられます。
肥料不足は上記の方法で、根腐れの場合は水のやり過ぎが原因ですので、
ひと周り大きな鉢に植え替えるか、しばらく乾かし気味に管理を行います。
Q: 葉の先端部分が枯れてきた。
A: 水切れが原因と考えられます。
水はけが良く、適度な湿り気を好むので、春〜夏はお水を充分に与えてください。