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シクラメンの育て方

歌人の九条武史女史がこの花を始めてみた時「まるで篝火(かがりび)のような花」と言ったことから、“篝火花”という優美な和名がついています。明るい花が冬の室内を彩ります。

■開花期間:11月~3月
シクラメン
シクラメン

属種

■サクラソウ科 シクラメン属  
■多年草

置き場所

11~4月は日当たりの良い室内で管理してください。日光を好みます。1日最低2~3時間はレースのカーテン越しで光に当てましょう。暖房の効きすぎる部屋は株が弱ってしまうので気をつけましょう。5月以降は戸外の涼しい日陰に置い てください。

水やり

・窓がついている場合(底面給水の鉢)
 下から水を吸い上げる底面吸水鉢を使用している場合、お届け後すぐにコップ1杯程度の水を
 株元に与えてください。その後は、鉢の底に常に水が溜まっている状態を保ちましょう。
 水を切らさないよう、くれぐれも注意してください。

・窓がついてない場合(通常の鉢)
 土の表面が白っぽく乾いたら、カゴから鉢を取り出し、たっぷりと与えます。花や球根の上部
 に水がかからないよう、鉢の縁から水を注いでください。水を十分に切ってから鉢をカゴに戻
 します。
 カゴや受け皿に水を溜めたままの状態は、根腐れの原因となるので気を付けましょう。
 ※冬の間は生育が緩やかになるので、乾かし気味に管理しましょう。水やりは鉢土が乾いてい
  るかを確認してから行ってください。

肥料

・窓がついている場合(底面給水の鉢)
 1週間~10日に1度、液体肥料を1000倍に薄めたものを鉢底に与えてください。

・窓がついてない場合(通常の鉢)
 1週間~10日に1度、液体肥料を1000倍に薄めたものを、水やりの際に与えてください。

花が咲き終わったら・・・

・花が枯れたら花茎の根元から摘み取ってください。
 ハサミを使わずに手でねじりながら引き抜くと、傷口が小さく簡単に取れます。
・花だけでなく、葉も黄色く枯れてきたら株元から摘み取ってください。
 そのままにしておくと、新しい花が咲いてこないので、こまめに摘み取ってください。

   

剪定/整枝

月に1度、「葉組み」を行ってください。
葉組みとは、株の中心の葉を外側に引っ張り、外側の葉に引っ掛け株の中心部にスペースを作る
作業です。そうすることで株の中心に日光が当たり、小さなつぼみも生長し開花します。

植え替え

夏越しし、9月に新芽が十分大きくなったら株のまわりの土を軽く落とし、ひとまわり大きな鉢に植え替えてください。球根の方が地上部分になるよう植えつけます。深植えにならないよう注意しましょう。

シクラメンがかかりやすい病害虫

■アブラムシ・・・5月~9月によく発生する害虫です。
         植物の汁を吸い栄養を取ってしまう為、生育が悪くなります。
        「ベニカXスプレー」等の市販の殺虫剤をまいて駆除します。

■ハダニ・・・6月~9月 株が弱ってきた時にでやすくなります。
       葉の裏などにクモの糸状のものが付着し、葉がかすれたように白くなります。
       市販の殺ダニ剤をまいて駆除しましょう。
       こまめに葉の表裏に霧吹きで水をかけると発生を抑えることができます。

■灰色カビ病・・・咲き終わった花にカビが発生することがあります。
         この病気は梅雨時期などの湿度の高い時期に発生しやすくなります。
         酷くなると元気な茎葉にも移り、株全体を枯らしてしましますので
         花がらは早めに摘むようにしましょう。

シクラメンを育てるポイント

生育適温は10~15℃と他の鉢花に比べ低いので、涼しい場所で管理してください。暖房のよく効いた部屋に飾ると、花は萎れ、葉も黄色くなります。1日の中で温度差が少ない場所の方が長保ちします。

<夏越し>
・5月以降は戸外に出し、涼しい日陰で管理してください。
 直射日光に当てると葉焼けを起こします。
・夏場は水と肥料を控えめにします。
・暑さで葉が黄色く枯れてきても辛抱して管理を続けます。
 涼しくなると新芽が動き出すので、新芽が十分に大きくなったら、
 ひと回り大きな鉢に植え替えましょう。

ハウス風景①

ハウス風景②

ハウス風景③

 

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